子供 頭痛
子供の頭痛の場合、大人のように症状を的確に言葉で表現できないので、細心の注意が必要になります。
先ずは子供の頭痛が持続的に起こる場合は医師の診断を仰ぐのが適当と思われます。
その上で、重大な疾患の恐れが無いと判断された場合、子供の頭痛に対する以下の問題解決の方法が考えられます。
その一つがシックハウスなどに代表されるように、化学物質に過剰に反応してないかということ。
子供の頭痛が起こる場合、大人以上にセンサーが働いて微量な異物(例えば防虫剤やホルムアルデヒド)に体が緊張をしているケースがあるのです。
これは、家の新築以外に新しい家具などを購入した場合にも当てはまるし、鞄やカーテンといった意外なものまで当てはまります。
ですから、子供が頭痛を訴えた時期にそのような新しい何かを家に入れなかったか、思い起こしてみる必要があります。
次に、現代の子供の頭痛に関連が深いのが、テレビゲームやテレビといった目を酷使している生活習慣が考えられます。
目の疲労は想像以上に、全身の緊張を生みます。
それだけでなく頭の中がヒートアップして、いわゆる逆上せの状態をつくってしまいます。
この状態は言い換えるのなら頭に血が上った状態ですから、緊張が解けないのです。
ですからなるべく子供が頭痛を訴える状態では、テレビゲームやテレビの長時間の視聴は避けるべきです。
最後に子供の頭痛が目立つようになった理由の一つに、ストレス社会に実は子供たちも晒されている点が見逃せません。
大人同様、子供たちの体も、ストレスで硬くなって悲鳴を上げています。
子供の頭痛がそのことを教えてくれているのかもしれません。
親は単に病気と考えずに子供の置かれている状況を理解する必要もあるのかもしれません。
尚、子供の頭痛に関係のある体の緊張は、親による簡単なマッサージが効果的です。
それは、手の親指と人差し指の間、合谷というツボ。
ここを反対の手でじっくりと押してやると、緊張が取れて来ます。
合谷は歯の痛みを緩和する際も使う緊張を解すツボです。
また、手の平や足の裏を揉むと更に効果的です。