ヘルスケアモール
ヘルスケアモールとは、2008年4月からはじまる『特定健康診査(特定健診)と特定保健指導』に伴い、今後注目を集めることが予想される『健康』をキーワードにした商品やサービスを一箇所に集めた商業施設のことです。
『特定健康診査(特定健診)と特定保健指導』は、メタボリックシンドロームの発見を目的とした別名メタボリックシンドローム健診である特定健康診査の受診と、そこでメタボリックシンドローム、または予備軍と判定されたものを対象に行う特定保健指導が、40歳から74歳までの全日本国民に義務付けられる制度のことで、特定保健指導を受けることになるメタボリックシンドローム、または予備軍の人は、健康指導された項目を確実に実施するための目標が設定され、実施していない場合、後期高齢者支援金が減算される可能性があります。
逆にしっかりと実施し、健康になってきた場合は、加算される可能性もあるため、ヘルスケアモールの需要が伸びることが予測されます。
2007年10月19日には、阪神電気鉄道が香櫨駅東側高架下に『美』『健康』『アンチエイジング』をテーマにした商業施設『香櫨館(こうろかん)』をオープンさせました。
(http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20070906.pdf)
そこには、ヨガ・フィットネス施設や薬膳菓子や健康料理を提供する健康カフェなどが入り、今後、『予防医学』を取り入れたクリニックが入り、2008年2月にグランド・オープンされる予定になっています。
2008年秋には静岡の熱海にsuUhaa(スーハー)熱海(http://www.suuhaa-atami.com/)がオープン予定。
suUhaa(スーハー)熱海は、体と心をリフレッシュする衣食住と遊の複合施設で、10階までの各フロアにメディカルとリゾートを融合させた新しいコンセプトのさまざまな施設が入る予定です。
今後、沖縄にも施設展開される予定になっています。
2008年12月には広島県福山市東手城に『東手城ヘルスケアモール』が開設予定。