股 関節 痛


股関節とは、太ももの骨と骨盤とを繋げている関節です。
股関節痛の原因の１つは、軟骨の磨耗です。

軟骨が減る原因としては、生まれつき股関節が脱臼していることや、外傷により股関節の変形、自己免疫による軟骨の破壊（リウマチの場合）などがあります。
これは、股関節自体に問題がある場合で、特に股関節の前側に痛みを感じる場合に当てはまります。

股関節の後ろ側に痛みを感じる場合ですが、股関節以外の部位に問題があって痛みが生じている場合があります。

例えば

腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、筋肉や腱の断裂、悪性腫瘍などが原因の場合です。
股関節痛の原因はまさに様々ですので、考えうる原因を１つずつ検討してみることが大切です。

股関節痛を少しでも軽くし、進行を防ぐために、股関節周辺の筋肉を鍛えるなどのトレーニングやストレッチが有効です。
股関節痛があるから運動できないというのではなく、ある程度のトレーニングやストレッチなどの運動は必要と考えるべきです。
ただ、注意すべき点としては、水中での運動の場合は３２〜３５度ぐらいにして、体や筋肉が冷えないようにし、出来る範囲でゆっくりと運動することなどを心がけるべきです。
最近では、股関節を柔らかくすることで、体の不調や病気を改善できるといわれています。

例えば

腰痛、ひざ痛、冷え症など様々な体の不調の原因として股関節が注目されています。
股関節を常日頃から柔軟にしておくことは、予防医学的な観点からも大切です。
また、ダイエットしてもなかなか痩せられない原因の１つに、股関節や骨盤にあるともいわれています。
股関節ストレッチ、股関節柔軟、股関節体操、股関節矯正、など試してみると良いでしょう。
他には、マッサージや針などが、股関節痛に効果はあるのでしょうか。
マッサージは血流を促し、代謝もよくなり股関節痛軽減につながるかもしれません。
針は一時的に作用し股関節痛が和らぐかもしれませんが、その効果は永続するものではないようです。