医療保険を選ぶコツ
医療保険は、いろいろな病気やケガで入院したり、通院したり、手術を受けたりした時に給付金が受け取れる保険のことです。
医療保険に限らず、保険は万が一の時のリスク回避、リスクの軽減に一番の目的に置くべきです。
以前は、死亡保障形の保険に、特約として医療が組み込まれるのが一般的でしたが、近年は医療単品として売り出されています。
医療保険に加入する際には、いくつかポイントがくつかあります。
①入院・通院の日額:入院や通院をしたときにいただける、給付金の1日の金額です。
サラリーマンと自営業の方では、日額設定が変わってきます。
一般的には、サラリーマンの方で、日額1万円くらでしょう。
自営業の方は最低でも2万円は確保しておきたいものです。
主婦の方では、5千円から1万円でしょう。
②保険料:一番気になるポイントですが、保険料は安いにこしたことはありません。
しかし、安いイコール保障内容が薄い、ということです。
万が一の為だからといって、自分にとって不必要と思われる保障内容にする必要はありません。
自分のニーズに合わせて、決定しましょう。
③保険期間と保険払込期間:保険期間とは、保障がされる期間のことです。
「終身タイプ」と「定期タイプ」がり、終身に亘り保障があるのか、途中で保障が切れるのかということです。
保険料払込期間には、有期払いと終身払いがあり、どちらかを選びます。
有期払いは、60歳もしくは65歳まで保険料を払い込めば、後は保険料の負担なしで一生涯保障を継続できるというものです。
終身払いの方が、有期払いに比べて月々の負担は少ないようです。
うちは長生きの家系だから自分も長生きしそうというかたは、終身型で有期払いがお得です。
④1入院あたりの支払限度日数と保険期間を通じての通算日数:1入院につき、30日から1095日まであります。
これは、保険会社によって違いがありますが、あるデータによると90パーセントの人が90日以内に退院するようです。
安心と言うことで考えれば、120日あれば安心できそうです。
通算に日額も一般的に730日あれば安心でしょう。
それと、忘れてならないのが保険会社選びです。
各保険会社には、支払い能力の指数があり、財務状況がしっかりしているところを選ぶのも1つのコツです。