医療事務の仕事
【カルテ出し】
医療事務の仕事に就いて、まず最初にすることと言えば、やはりカルテ出しでしょう。
カルテを出すこと・収納すること、これは単純な仕事ですが、いい加減にやってしまうと、違う人のカルテを出してしまったり、さがしても見つからないなど、とても重大なことに発展してしまいます。
【新患登録】
医療事務の仕事で最初にコンピューターに触れるのが、患者検索です。
登録の無い、初めての患者の場合は、新患登録をすることになります。
比較的初期の段階で教わるので、そんなに重要でない印象をもたれるかもしれませんが、とても重要な仕事です。
【会計入力】
会計入力の業務は、カルテ・あるいは伝票、処方箋などを見て、その患者さんの請求内容を入力します。
短期的には、その日の受診分の請求金額を出すためですが、長期的には当月の保険請求のためのデータ入力です。
【レセプト】
医療事務の仕事の中で、レセプト業務というのはどなたもご存知ですね?
要するに、各患者ごとの1ヶ月のデータを、請求できる状態に完成させることです。
【受付・会計窓口】
受付と会計窓口の業務については、3番目にするか迷いましたが、入力やレセプトなどとは違った能力も必要だったりするため、別の内容ということで後ろにもって来ました。
また、新患や急患の場合など、症状や訴えから適切な科に案内したり、看護師を呼んで対応してもらうなど緊急を要するものかの判断も必要になります。
【入院の業務】
外来担当の場合は、経験がなくてあまりできなくても、チームプレーですからある程度は大丈夫ですが、入院となると、まかされた患者数は自分の力でこなさなくてはなりません。
最初から入院に配属というのは、こういった理由からお奨めできません。
外来で主力としてしっかりできる人が入院担当になるのが良いと考えます。
なにしろ、一人で担当する売り上げの額が大きいですから。
しっかりした能力を持った人こそ、入院の担当にするべきでしょう。