忍者ブログ
このサイトでは気になる医療と病気の知識を紹介しております。


 165 |  164 |  163 |  162 |  161 |  160 |  159 |  158 |  157 |  156 |  155 |
スポンサードリンク


[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スポンサードリンク


咳喘息と喘息との違い

咳喘息と喘息との違い

咳喘息という病名を最近よく耳にしますが、従来の喘息とはどう違うのでしょうか。
そもそも喘息とは、呼吸するときにゼーゼー、ヒューヒューという音(喘鳴といいます)がする、息苦しい(呼吸困難)、タンを伴う咳が続くなどの症状が見られる病気です。
喘息発作時の気管支には、気管支平滑筋が収縮し気管支が狭くなる、気管支内部がむくんで狭くなる(粘膜浮腫)、タンの分泌が増える、などの変化が起こっていると考えられています。
これらの気管支の変化は長い間発作時にだけ生じると考えられていました。
しかしながら、近年の研究によりこれらの変化は正常な人でも起こっているが、喘息患者ではこれらの変化が起こりやすいことがわかってきています。
喘息患者におけるこれらの気管支の変化を起こりやすくしている原因が慢性的な気管支の炎症です。
これに対し、咳喘息では呼吸時の喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー音)や呼吸困難を伴わず、咳が慢性的に数週間から1年以上続くことが特徴です。
咳喘息は風邪を引いた後にかかりやすく、風邪が治った後も咳だけが数週間続くようであれば注意が必要です。
咳喘息は若い女性やアレルギー体質の人がかかりやすいようです。
また、咳喘息の咳は、タンを伴わない咳が出る、夜間から明け方にかけて咳が出やすい、タバコの煙や冷たい空気を吸うと咳が出やすいなどの特徴があります。
咳喘息は喘息の前段階と考えられており、約15%~30%の咳喘息患者は喘息に移行すると考えられています。
咳喘息の診断は非常に難しく、比較的新しい病気のため知らない医者も少なくありません。
胸部レントゲンなどには異常が認められず、タンのない咳が数週間続き、気管支拡張薬が効けば咳喘息の可能性がかなり高いと考えられます。
喘鳴があったり、呼吸困難があれば咳喘息ではなく喘息と考えてよいでしょう。
他に異常がないのに3週間以上タンのない咳だけが続くようであれば、アレルギー科、呼吸器科や耳鼻科で受診することをお勧めします。
 

PR
Copyright(c)  医療と病気  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box   * Template by tsukika

忍者ブログ [PR]
ブログ内検索


ダイエット・美容の知識と方法 /  就職・転職の知識 /  アウトドア キャンプの知識 /  一人暮らしに役立つ情報 /  子育て・育児の知識  /  観光旅行案内 /  在宅介護・介護制度の知識 /  住宅ローン /  世界遺産の案内 /  オーラソーマ /  内職・斡旋 /  料理・レシピ・グルメ /  資格試験情報 /  保険用語 /  株式用語 /  医療資格 /  お金の用語 /  脂肪吸引でダイエット /  田舎暮らしの準備と知識 /  ブランドとファッション /  自己破産・クレジットについて /  風水と占いとパワーストーン /  旅行用語 /  エコ・リサイクルについて考えよう /  冠婚葬祭のマナー /  住まいの知識 /  保険の知識 /  医療と病気 /  マナーの常識と知識 /  車とバイクの知識 /  内職・斡旋・在宅ワークの基礎知識 /  投資の基礎知識 /  グルメとレシピの知識と情報 /  ペットのしつけと飼い方 /  美容と健康 /  話題のファッションとブランド /  就職・転職の知識とアドバイス /  妊婦と子育ての知識 /  風水と占いの知識 /  車とバイクの知識と常識 /  介護福祉の制度とサービス /  病気の予防と医療の知識 /  住宅購入とリフォームの知識 インテリア・ガーデニング情報 /  保険の選択と見直しと知識 /  旅行案内 /  結婚相談 / お見合い / 冠婚葬祭 マナーと知識 /  パソコンの役立つ知識と方法 /  さまざまな趣味と娯楽 /  話題の家電情報 /  外国語の活用と上達方法 /