大塚製薬 賢者の食卓
「賢者の食卓」一風変わったネーミングの商品ですが、大塚製薬が販売している最近人気の特定保健用食品です。
生活習慣病の代表ともいえる糖尿病に悩む患者や糖尿病予備軍とされる人々は年々増えています。
糖尿病はインスリンによる血糖値のコントロールがうまくできなくなり、そのまま放置しておくと重篤な合併症を引き起こす怖い病気ですから、普段から血糖値が高めであると言われている人にとって、食事のコントロールは欠かせないわけです。
しかし、普段仕事をしていると、なかなかうまくいかないのが食事制限。
そこでなんとか手軽に血糖値をコントロールしたいと願うわけですが、この「賢者の食卓」はその要望にかなった商品となっています。
主成分の植物繊維である難消化性デキストリンにより、食後の糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を緩やかにします。
また、この食物繊維はトウモロコシを原料とした自然食品ですので、安全であり、体に負担をかけることなく糖の吸収を抑えてくれます。
もう一つ重要なことは「賢者の食卓」は特定保健用食品であるということ。
特定保健用食品とは「特別用途食品のうち、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をするもの」と定義されています。
健康増進法26条の条項により「厚生労働大臣の認可を受けた食品」とうお墨付きをもらった食品であるということですね。
「賢者の食卓」はひとつずつ包みに分かれているスティックタイプですから、コーヒーにお砂糖を入れるような感覚で手軽に食べることができます。
食べ方は食後ではなく、1包を目安としてお茶などに溶かして食事と共にとるのが基本です。
ここで忘れてはいけない非常に大事なことがあります。
「賢者の食卓」に限らず、健康維持をサポートする食品などはあくまで補助的なものであり、決して病気そのものを治す効力はないということです。
現在医者にかかっているのであれば、血糖値をコントロールする薬が処方されている場合が考えられますので、安易にこういった特定保健用食品に頼ってしまうのではなく、医師と相談したうえで、使用するかどうかを判断することが必要です。
もちろん、血糖値をコントロールできるからといって、とりすぎは禁物。
何事も過ぎるとかえって健康を害することがありますので、あくまで健康サポートの補助的なものとして扱うことが大事ですね。