ed 治療
ED(勃起傷害)の治療には、経験豊かな医師の見立てが絶対必要といっていいでしょう。
EDには、それが起こる原因によって、心因性ED、器質的ED、症候性EDと3つに分けることができ、そのどれかによって治療法はまったく変わってきますので、一番最初の診察こそが最も大事なポイントとなってくるのです。
いくら評判がいい薬だろうと、最初の見立てが間違っていたら何にもなりません。
EDは悩みとしてはとても深いものなのに、治療を受けることへの恥ずかしさと、実生活を送る上では特に問題なく行えてしまうことから、その問題を放置しがちです。
ですが、最近は、男性スタッフ中心のED専門クリニックも増えてきました。
地元の病院ですと人目もありますから、どこかのターミナル駅の近くなどが利便性としてはいいでしょう。
老いから若きにわたって、幅広い年代の男性におこりうるEDですが、一般的には、30代前半までは心因性EDが多く、40代から60代の中高年になると、喫煙やお酒の飲みすぎ、肥満などといった生活習慣に関連する形で器質性、症候性EDの割合が増えてきます。
メタボリックシンドロームが話題になっていますが、EDも同じく、生活習慣病によるさまざまな要因からなることが多いことが研究の結果、判明してきたこともあり、EDは血管病とすらいわれています。
EDの内服薬はとても効果が高く、服用してすぐに、若かったころ、元気絶頂だった時を取り戻したかのようで、もう治ったとばかりに調子に乗ってしまいがちです。
ですが、現在、まだEDの完全な根治治療の方法は確立していません。
あくまで、薬は症状を軽くするもの、体の機能が回復するのを補助するためのものであるのです。
前述のとおり、EDはさまざまな要因がからまりあって起こる生活習慣病の一側面的な顔をもっています。
EDの内服薬の手助けを借りつつ、自力でも、生活習慣を見直していくことが、EDの治療においては大切です。