対人 恐怖症 克服


対人恐怖症とは、神経症の一種で、例えば人前で手や足が震えだしたり、あがってしまったり、異常な程緊張したりというのが主な症状です。

対人恐怖症で悩んでいる人は、この様な緊張や不安等の症状を感じ際、このなるのが恥ずかしいとか、自分は異常なのでは？と考えていまい、どうにかこの状況・状態から抜け出そうと頑張ってしまいます。
ただ、この緊張や手の震え等は、急には収まることはなく、むしろそう不安に思って焦ってしまった結果、余計症状を悪化させる原因となることが多いです。
そして、薬を飲めば症状は緩和されることは分かっても、むしろ今後も一生薬を飲みつづけなければならないのか？という新たな不安にを抱き、ますます不安から解消されなくなる悪循環へと陥る可能性があります。

対人恐怖症というのは、不安が原因で起こるもので、病気ではありません。
まずはこれを認識することが、対人恐怖症の克服の第一歩だと思います。
そして、完全に取り除くには、この不安の原因になっていることを取り除くのが一番なのですが、当座、症状が起こったことを認識できたら、これは当然のことと受け入れる姿勢・気構えが必要です。
「私は今手が震えてるんだ」と認識し、それが異常なことではなく、自然に起こること。
ただ、少し他人と比べれたら症状が大きいだけと思うことにより、必要以上に不安を感じたりすることを防ぐ、緩和させることが大切です。
最初は不安でしょうがないと思いますが、徐々に慣れてくるにつれ、この不安を自分でコントロールできるようになってくれば、しめたものです。