ベンゾジアゼピン 系 抗 不安 薬


ベンゾジアゼピン系抗不安薬について説明します。

ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、脳の中枢神経に影響を与えることにより、不安や興奮などを抑制する働きを持つ薬です。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、不安や興奮を抑制することと同時に眠気を誘うため不眠の薬としても利用されます。
もちろん、不安や興奮のために、不眠の症状になることもあるため、両方の効果を利用するといっても良いでしょう。

とはいうものの、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬でも、注意すべき点や副作用もあります。
健忘を引き起こす副作用が発生することもあるようです。
また、大量摂取時や高齢者には、不安・易刺激性（外部の刺激に対して過剰に反応すること）などが副作用となることもあるようです。

長期の服用では、依存や離脱症状を起こす場合があることが報告されています。
服用するためには、処方箋が必要となるので、服用に関しては必ず、医師の指示に従ってください。
また、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬についても、種類が多くあり、その作用や副作用は、個人個人で異なってきます。
服用に関しては、医師との相談により、もっとも良い薬を見つけてゆく必要があります。

医師との相談においては、医師の指示通り服用し、その結果として、どのような作用があったか？症状は改善できたか？その他に副作用や不具合（眠気やだるさ、吐き気など副作用と思われる症状なら、なんでも）を必ず医師に相談しましょう。
また、依存性もある薬ですので、処方された、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬を服用しないと、不安に駆られる、飲んで数時間で、すぐに処方された以上に薬を服用したい衝動に駆られるなどについて、も報告する必要があります。