偏頭痛 薬


偏頭痛の症状に悩んでおられる大半は女性だと言われています。
さらに成人の約８パーセントの人が偏頭痛持ちだとも伝えられています。

「ズキンズキン」と痛むその症状は勤め先での仕事はおろか自宅での主婦の仕事さえ出来ないくらいの辛いものです。

それでは偏頭痛にはどのような薬があるのでしょうか。
まず挙げられるのが鎮痛薬と呼ばれている鎮痛消炎薬です。
よく知られているものに「バファリン」があります。
これらの薬は一般的に痛み止めとして使われています。
アセトアミンフェンやカロナールがあります。
ただ、あくまでも対症療法の薬ですから痛みの原因に直接効くものではありません。
また、アスピリン喘息の人は使用できません。
副作用が少ないので安全性にすぐれた偏頭痛用の薬として重宝されています。

続いて「ピリン系鎮痛薬」もあります。
すでに発売中止になっているセデスＧの後継品として出ているＳＧ顆粒が知られています。
成分としてはイソプロピルアンチピリン、アセトアミンフェン、アリルイソプロピルアセチル尿酸、カフェインという比較的安全なものが配合されています。

これら４つの成分が有効に働くことにより優れた解熱、鎮痛効果が発揮されます。
ただしピリン系の薬ですからピリンアレルギーの方は使用できません。
以上のように偏頭痛にはさまざまな種類の薬があります。

痛みがひどくなる前に早めの服用が効果的です。
ただし安易に薬に頼りすぎるのも問題です。
薬を常用してしまうと効き目が悪くなる場合もあるからです。
偏頭痛の辛い症状を和らげるために上手に鎮痛薬を使うのが理想的です。