花粉症サプリメント
花粉症は大変つらいものですね。
花粉症の季節が本格的に到来する前に、早めに対策をしておきたいですね。
そこで、花粉症シーズンを乗り切るための花粉症に効くサプリメントをご紹介します。
まずは、花粉症に効果があるといわれるシソの実油を原料にしたサプリメントがあげられます。
このシソの実油のサプリメントには、シソ科の植物の種子から採取された成分がはいっています。
その主成分はαリノレン酸で、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。
EPAは、鼻づまりや目のかゆみ等の花粉症の症状を引き起こす物質であるロイコトリエンを抑制してくれます。
ですから、シソの実油のサプリメントは花粉症に効果的なのです。
また、花粉症だけではなく、気管支嘆息、血清脂質、心臓病の予防・改善もしてくれる優れもののサプリメントです。
なお、EPAは魚、特に青み魚に多く含まれており、魚を食べることも花粉症に効果があります。
御寿司を食べると花粉症に効果があるという話を聞くことがありますが、魚のEPAの作用のことをいっているわけです。
サプリメントは短期間の摂取では効果は期待できないので、継続して摂取することが大切です。
シソの実油のサプリメントは通常の食材に近い成分なので、特に副作用は知られておらず、他のサプリメントや医薬品との併用も問題がありません。
安心して摂取できるサプリメントです。
なお、花粉症には、甜茶やバラの花エキスと併用すると効果があります。
他には花粉症にはバラの花のエキスのサプリメントが有効です。
バラの花に含まれるオイゲニイン(タンニン類のポリフェノール)が、花粉症の症状を引き起こすヒスタミンを抑制してくれます。
このバラの花エキスのサプリメントも、特に副作用は知られていません。
他のサプリメントや医薬品との併用も問題がありません。
花粉症対策
花粉症対策の最大のポイントは、花粉を吸い込まないことです。
そのためにも、花粉が大量発生する2月の初めから4月いっぱいまでの時期の花粉情報チェックは、かかせない作業だといえます。
環境省の花粉情報サイト(http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/)で花粉の発生情報を公開していますが、毎日チェックするのもひと苦労です。
その点、キッセイ薬品工業株式会社が運営しているスギ花粉情報サイト(http://www.sugi-kafun.com/)では、無料で情報配信しているお知らせメール(http://www.sugi-kafun.com/mail/)サービスは、とても有益な情報ツールです。
花粉は午前中に飛びやすいと言われており、スギのあるところから市街地へ花粉が飛んでいくのは3時間後だと言われています。
そのため、花粉情報があれば、スギのあるところへは午前中は行かないようにしたり、市街地へは午前中や夕方以降にしたり、外気に触れにくい地下道などを利用するなど、気をつけて行動することで被害を最小に食い止めることができます。
とはいえ、対策をしないまま外出してしまうと、花粉情報を知っても、手遅れになってしまうこともあるので、外出時は、常に対策ができる準備をしておく必要があります。
マスク、サングラスやメガネ、帽子などの利用、服は花粉がからみにくい表面がツルツルしたものを着るように心がけます。
日ごろからカラダを鍛えておけば、回復力が上がるので、花粉症に限らず、さまざまな病気にも効果的な健康体になることができます。
日ごろの運動だけでなく、バランスのとれた食生活も重要なポイントです。
花粉症の人は、ビタミンやカルシウムを摂るべきだと言われていますが、普段の食事で摂取できる量で十分だと言われているため、普段のバランスのとれた食事が一番大切です。
ストレスも花粉症の原因になると言われていますので、少しでもストレスを溜めない生活をおくる工夫も重要な花粉症対策といえます。
花粉症対策グッズ
花粉症対策グッズが、いろいろと販売されています。
花粉症対策としては、日ごろの花粉情報をチェックし、極力、花粉を吸い込まないように気をつけたり、免疫力や回復力をあげるためにカラダを鍛えたり、バランスの取れた食生活をする必要があります。
しかし、日々の習慣だけでは、免疫力、回復力がつくまでに花粉症の影響を受けすぎてしまう可能性もあります。
そんなときには花粉症対策グッズが役に立ちます。
花粉症の原因として、腸内バランスの乱れがあると言われているため、腸内バランスを整える効果があるヨーグルトが一番人気です。
その中でも、アレルギー症状に効果的だといわれているのがKW乳酸菌です。
キリンビールと小岩井乳業が共同研究し、KW乳酸菌を利用して開発した『キリンノアレ』というサプリメントやカルピスが独自に保有している機能性乳酸菌L-92菌を利用した『インターバランスL-92』シリーズが人気です。
最近では、花粉症対策の定番であるマスクも進化しています。
ユニチャームの『超立体マスク花粉用』は、顔にピタッとフィットする超立体構造なので、鼻や頬、あごなどのすきまから侵入してしまう花粉をしっかり防いでくれます。
しかも、高密度の不織布フィルターがしっかり花粉をガードしてくれるだけでなく、1層構造のため、通気性もバッチリです。
ほかにも、耳の裏側や鼻のよこなどの『花粉ポイント』に貼るだけで、花粉症の症状を軽くするという気軽さがウリの『花粉レスキューバン』や、フマキラーが販売している鼻の入り口に塗るだけでマスクの役目を果たしてくれるドイツ生まれの鼻腔塗布クリーム『花粉鼻でブロック』などがあります。
車で外出する際に車内に入る外気に花粉が混じって入り込まないようにする『花粉フィルター』や、室内で花粉が舞うことを防止する空気清浄機や加湿器、布団乾燥機なども効果的です。
帰宅時におこなううがいもうがい薬を使えば、効果倍増です。