忍者ブログ
このサイトでは気になる医療と病気の知識を紹介しております。


 1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |
スポンサードリンク


[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スポンサードリンク


花粉症治療 レーザー手術
花粉症治療 レーザー手術


花粉症治療の一つであるレーザー手術の情報です。

このレーザー手術は花粉症の症状である鼻の症状を軽減するもので、鼻粘膜にレーザーを照射することによって鼻粘膜を焼き切り、組織を壊すことで症状を起こす部位を少なくし、また鼻粘膜のアレルギー反応を鈍くすることを目的として行われます。

病院に入院をせずに外来で数十分ほどで済み、手術の前には局所麻酔によって鼻粘膜の周囲に表面麻酔が施されますので痛みや出血も少なく、保険が使えるために料金もそれほど掛からなくなったために、最近は普及しはじめている治療法です。
レーザー手術治療をする時期としては花粉症の症状が出る前の1月頃がより効果を高めます。

花粉症の鼻の症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどには効果があるとされていますが、鼻以外の症状である目の痒み、充血、涙目などには当然のことながら効きませんので花粉症の全体的な治療としては他の方法を併用しなければならない人が多いでしょう。
また時には鼻づまりにはあまり効果がないことがあります。
これは度重なる長期間にわたる鼻粘膜の炎症のために、鼻粘膜自体が硬化しておりレーザー手術の効果が期待出来ないためです。

毎年行う人もいますが、レーザー手術の繰り返しによって鼻粘膜などが再生しなくなる(不可逆的な変化)、後遺症などが起こる可能性があり、普及しているとはいえまだまだ歴史の浅い治療法であるために安全性においては医師の間でも意見が分かれています。

耳鼻科専門医のいる病院で、花粉症のレーザー手術治療の症例の多い信頼のおけるところで、良く説明を聞いてからレーザー手術を受けるようにしてください。
PR
スポンサードリンク


花粉症体質改善 減感作療法
花粉症体質改善 減感作療法


花粉症体質改善の方法である減感作療法(げんかんさりょうほう)とは、花粉症になりにくい体質に変える根本療法で、薬による対処療法とは違って花粉症を本当の意味において治すことを目的とした免疫療法とも呼ばれている治療法です。

対処療法というのは薬などで一時的に症状を抑えることで、根本療法とは違って本当の意味で治ったとは言えません。
しかし花粉症体質改善の減感作療法は、薬を飲むことが必要なくなってしまいます。
これだけを聞くと素晴らしい治療法なのですが、実はデメリットもあります。

花粉症の原因となる花粉のタンパク質と無関係タンパク質も注射されるために、一度に大量に注射するとアレルギー性のショック(拒絶反応)を起こす可能性があるために、少しずつ増量しながら治療を行います。
そのために1〜数年の長期間にわたる通院治療が必要となります。

少量ずつ花粉の成分(抗原=アレルギーの原因となっているもの=免疫システムが非自己である敵とみなして攻撃して排除しようとする対象)を体内に入れて、体を少しずつ慣れさせてアレルギー症状が出ないようにしようとするのがこの減感作療法(免疫療法)の仕組みです。

最近ではこの減感作療法(免疫療法)の研究が進んできており、特に海外では花粉のエキス(抗原エキス)を口に含むことで注射をせずにすむ舌下免疫療法/舌下減感作療法(SLIT:サブリンガル・イムノセラピー)が考案されています。
しかしこの治療法は日本ではほんの一部の病院でしか受けることが出来ず(厚生労働省の認可が下りていないため)、保険適用外なので自費診療となりかなりの費用が掛かります。

この他にもDNAワクチン療法など減感作療法(免疫療法)から発展進化している治療法などの研究も進んでいます。
スポンサードリンク


花粉症で処方される ステロイド薬
花粉症で処方される ステロイド薬


花粉症で処方されるステロイド薬についてのお話です。

花粉症の治療薬には抗ヒスタミン薬がまず処方されることが多いのですが、重症の場合には効果が低いことがあるため、ステロイド薬が処方されます。

そもそも花粉症というのは免疫系の疾患ですが、免疫が過剰に働き過ぎて、本来は何ら害のない花粉を害のある物質と過剰に敵視して、それを排除しようとする免疫システムが働くことによって起こるものです。

局所効果が強く微量で効果が早く(1〜2日)、血中への吸収が少なく体内で素早く分解されるものもあるために、連用したとしても副作用も少ないと言われていますが、時には鼻血が出やすくなったり鼻の中が刺激される感じや、鼻の中が乾いた感じがするという副作用が出る場合もあります。

花粉症の症状の一つである目の痒み、充血、涙目など炎症が酷い場合には点眼薬の抗アレルギー点眼薬と併用するかたちでステロイドが用いられることがありますが、この場合は副作用に特に注意が必要なために眼科専門医に処方してもらって、継続的な検査(眼圧など)をしてもらうことをお勧めします。

内服薬のステロイドは症状が非常に強く他の薬剤などでは症状が抑えられない場合にのみ、2週間ほどを限度として使うことが重要です。
これは内服のステロイド剤を長期間使うことによってさまざまな重い副作用が知られているためです。

ステロイドなしではどうしても症状がおさえられなかったり、そのステロイドの量も増やしていかなければ効かなかったり、免疫系の働きが低下するために癌をはじめとした病気にかかりやすくなる可能性もありますし、骨粗鬆症や胃腸障害、顔のむくみ(ムーンフェイス)、感染症、糖尿病、緑内障、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、子供の場合は成長障害なども良く知られています。
Copyright(c)  医療と病気  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box   * Template by tsukika

忍者ブログ [PR]
ブログ内検索


ダイエット・美容の知識と方法 /  就職・転職の知識 /  アウトドア キャンプの知識 /  一人暮らしに役立つ情報 /  子育て・育児の知識  /  観光旅行案内 /  在宅介護・介護制度の知識 /  住宅ローン /  世界遺産の案内 /  オーラソーマ /  内職・斡旋 /  料理・レシピ・グルメ /  資格試験情報 /  保険用語 /  株式用語 /  医療資格 /  お金の用語 /  脂肪吸引でダイエット /  田舎暮らしの準備と知識 /  ブランドとファッション /  自己破産・クレジットについて /  風水と占いとパワーストーン /  旅行用語 /  エコ・リサイクルについて考えよう /  冠婚葬祭のマナー /  住まいの知識 /  保険の知識 /  医療と病気 /  マナーの常識と知識 /  車とバイクの知識 /  内職・斡旋・在宅ワークの基礎知識 /  投資の基礎知識 /  グルメとレシピの知識と情報 /  ペットのしつけと飼い方 /  美容と健康 /  話題のファッションとブランド /  就職・転職の知識とアドバイス /  妊婦と子育ての知識 /  風水と占いの知識 /  車とバイクの知識と常識 /  介護福祉の制度とサービス /  病気の予防と医療の知識 /  住宅購入とリフォームの知識 インテリア・ガーデニング情報 /  保険の選択と見直しと知識 /  旅行案内 /  結婚相談 / お見合い / 冠婚葬祭 マナーと知識 /  パソコンの役立つ知識と方法 /  さまざまな趣味と娯楽 /  話題の家電情報 /  外国語の活用と上達方法 /