レーシック ドライアイ

レーシックとドライアイに就いて解説してみたいと思います。
ドライアイの症状は多岐にわたっており、最近目に違和感があると感じていて診察してもらうとドライアイであったというケースも、そう珍しい話ではありません。
ドライアイを簡単に説明しますと、涙の量が減り眼球の表面が乾いて目に異常が起きる症状のことをいいます。
「涙液分泌減少症」、「乾性角膜結膜炎」といった専門用語があります。
ドライアイになりやすいといわれている職業はパソコンの前に長時間座って仕事をしている人などに症状が現れやすいといった特徴がありましたが、現在ではパソコンが家庭に普及しほとんどの人が程度の差はあれドライアイの症状が出ているのではないかと言われています。
ドライアイではないかと感じたら眼科にいくことをお奨めします。
眼科で出してくれるヒアルロン酸入りの目薬は人気があるようです。
レーシックはマイクロケラトームという精密な機械で角膜の表面を薄く剥離し、角膜をめくります。
このめくられた部分をフラップといい、エキシマレーザー照射で角膜実質層の形状をなめらかなカーブ状にして屈折率を変化させることでピントが合うというのが近視矯正手術で、最後にめくられていたフラップを元に戻して手術の終了です。
レーシックは近視を矯正する手術なので、ドライアイをレーシックで直すということはありません。
ドライアイの治療は軽度の場合は、角膜を保護する目薬投与で治療します。
ドライアイの影響で角膜の表面に擦り傷が確認される場合にはレーシックを行わない場合もあるようです。