赤面症 克服治療


赤面症は克服するのが難しいとあきらめていませんか。
赤面症について適切な理解をし正しい治療をすれば赤面症の克服はそれほど難しいものではありません。

まず赤面症に対する正しい認識から始めていきましょう。
人前で失敗や失言をしたとか恥ずかしい思いをしたとか、それが原因で誰でも多かれ少なかれ顔が赤くなるものですが、そのことを過剰に意識してしまうのが赤面症です。

それでは次に赤面症の治療・克服方法を解説していきましょう。

赤面症の克服治療は対人恐怖症の治療に準じて行われます。
赤面症の原因は医学的にはまだ十分には解明されていませんが脳や身体の異常ではありませんので、薬物を使わずにイメージ療法や精神療法・心理療法により赤面症を克服していきます。
心理療法の中では森田療法が有効です。

赤面症を克服する秘訣は、対人恐怖症全般に言えることですが、人前に出たときの緊張や不安を押さえ込もうとしないでそのまま受け入れることです。
人前に出て緊張や不安を抱き顔が赤くなってしまうのは異常なことではなく、多かれ少なかれ誰にも起こる現象ですので、顔が赤くなるのは自然の反応なんだと気楽に考えるようにしていきましょう。

赤面症


赤面症は、人前だと思うように行動できず、顔が赤くなり、冷や汗は出る、胸は苦しく、動悸を繰り返したり、言葉もしゃべれず、不安に襲われます。

周りから見られる嫌悪感。
目立つことを極端に恐れる。
起きる前から、笑われたらどうしよう。
失敗したらどうしよう。
いやな自分が回りにわかったらどうしよう。
話しかけられたらどうしよう。
当てられたらどうしよう。
選ばれたらどうしよう。

社会とのかかわりを拒否する。
しまいには、動悸、汗、ふるえなども併発してくる。

この赤面症は、10代後半から20代に多く、精神的にも社会的にも成長していく過程で見られる。

しだいに社会にかかわってくるとストレスを感じる。
人いると疲れる。
人を信用できなくなっている。
人に嫌悪感を感じる。
許せない。
など、自分を取り巻く環境により精神的に不安になっていく。

直接的な原因は、わかりませんし、誰でも直る簡単な対処法もないようです。
ネガティブな考え方からポッシブな考え方に変るのは、言葉で理解することは簡単でも、いざ実行となると行動できません。

現在の対処法としては、精神科の先生に見てもらう。
薬をのみ、症状を抑える。
いえるのは、何らかのきっかけで、自分の意識が変わらない限り、精神的な部分が改善されない限り、直すのは難しい。
「直す」という言葉自体にも問題が隠れているのかもしれない。

赤面症 克服


赤面症を克服するためには、まずは、その原因を突き止める必要があります。

精神的なものなのか、肉体的なものなのか、まずは、それを突き止め、治療を行なうことです。
その原因は、潜在的な意識の中にある思考です。
この思考を変えない限り克服できません。

赤面症を克服する一般的な方法として、薬の服用とカウンセリング・心理療法・自己改善セミナーなどがあります。


次にカウンセリングですが、専門医に悩みを相談することで、抱えている不安をはきだせることにより精神的な抑制が徐々になくなり、自分に自信がもてるようになります。
人に聞いてもらえることで、自分を変えていく方法です。
カウンセリングとは違うかもしれませんが、赤面症を克服するためのプログラムが各種出ています。

催眠療法、自己暗示、自律訓練法、座禅、サブミナルテープ、性格改善、脳力開発の教材などです。

自発的にプログラムに取り組み、プログラムを実践することにより、自己の精神的な部分、思考回路をいい方向に改善していく方法です。
ただいえることは、赤面症を克服するためには、自分の思考回路を変えない限り直らないということです。

各種いろいろな療法はありますが、人それぞれ、自分にあうあわないがありますので、一概にこれで直るといいきれるものではありません。

自分が納得した方法を選らび、赤面症を克服択していくしか方法は、いまのところないようです。