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花粉症治療 舌下免疫療法
花粉症治療 舌下免疫療法


花粉症治療の一つである舌下免疫療法に関する情報です。

舌下免疫療法は別名を舌下減感作療法(ぜっかげんかんさりょうほう)、英語の略語ではSLIT:サブリンガル・イムノセラピーとも呼ばれているもので、パンくずにスギ花粉のエキスの液体を染みこませたものを、舌の下において2分ほどして吐き出します。
これによってスギ花粉のエキスが少しずつ体内に入り、段々と慣れることによって体質が変わっていき、アレルギー症状が抑えられるという方法です。
この治療法は薬で症状を一時的に抑えるような対処療法ではなく、根本療法(根本から原因を断って治療する方法)であるために完全に花粉症が治ります。
ただし全員に効くというわけではなく、20〜30%の人が完全に治り、30%ほどの人がかなり症状が楽になって薬の量も減り、10〜20%の人は症状が以前より楽になったというデータがあります。

約80%ほどの人に何らかの効果が認められ、10〜20%ほどの人には効果がないということになります。
これはスギ花粉のエキスの濃度を急に上げていくとアレルギー性のショック症状が出るなどの危険があるために、少しずつ濃度を上げていかなければならないためです。
これに比べて舌下免疫療法(舌下減感作療法)はスギ花粉が飛び散り出す前の12月頃から治療を開始し、治療を始めてしばらくは1ヶ月に1度程度の通院が必要ですが、基本的には自宅で自分でスギ花粉エキスを滴下することが出来ます。

最初の1ヶ月は毎日1回、その後花粉が飛んでいる期間は週に1回ほどの頻度で行えば良いために、注射によるものに比べて続きやすいという良い点があります。
この舌下免疫療法も治療期間は2年以上ですが、注射による方法に比べて通院が少なく自分で家で出来ることなどから楽に続けられる可能性が高い方法です。

舌下免疫療法(舌下減感作療法)のデメリットの最大のものは、厚生労働省が認可していないために現在ではほんの一部の医療機関で試験的にしか受けることが出来ない点と、保険が使えないために自費診療となり治療費が高くなる点です。

主にヨーロッパでは日本に先駆けて臨床試験が行われており、WHO(世界保健機構)でもこの方法を推進するために更に臨床試験とデータを出していこうとしており、日本でも臨床データが揃って効果があると判断され、厚生労働省の認可がおりることが待たれる花粉症治療法の一つです。
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花粉症治療 レーザー手術
花粉症治療 レーザー手術


花粉症治療の一つであるレーザー手術の情報です。

このレーザー手術は花粉症の症状である鼻の症状を軽減するもので、鼻粘膜にレーザーを照射することによって鼻粘膜を焼き切り、組織を壊すことで症状を起こす部位を少なくし、また鼻粘膜のアレルギー反応を鈍くすることを目的として行われます。

病院に入院をせずに外来で数十分ほどで済み、手術の前には局所麻酔によって鼻粘膜の周囲に表面麻酔が施されますので痛みや出血も少なく、保険が使えるために料金もそれほど掛からなくなったために、最近は普及しはじめている治療法です。
レーザー手術治療をする時期としては花粉症の症状が出る前の1月頃がより効果を高めます。

花粉症の鼻の症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどには効果があるとされていますが、鼻以外の症状である目の痒み、充血、涙目などには当然のことながら効きませんので花粉症の全体的な治療としては他の方法を併用しなければならない人が多いでしょう。
また時には鼻づまりにはあまり効果がないことがあります。
これは度重なる長期間にわたる鼻粘膜の炎症のために、鼻粘膜自体が硬化しておりレーザー手術の効果が期待出来ないためです。

毎年行う人もいますが、レーザー手術の繰り返しによって鼻粘膜などが再生しなくなる(不可逆的な変化)、後遺症などが起こる可能性があり、普及しているとはいえまだまだ歴史の浅い治療法であるために安全性においては医師の間でも意見が分かれています。

耳鼻科専門医のいる病院で、花粉症のレーザー手術治療の症例の多い信頼のおけるところで、良く説明を聞いてからレーザー手術を受けるようにしてください。
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花粉症体質改善 減感作療法
花粉症体質改善 減感作療法


花粉症体質改善の方法である減感作療法(げんかんさりょうほう)とは、花粉症になりにくい体質に変える根本療法で、薬による対処療法とは違って花粉症を本当の意味において治すことを目的とした免疫療法とも呼ばれている治療法です。

対処療法というのは薬などで一時的に症状を抑えることで、根本療法とは違って本当の意味で治ったとは言えません。
しかし花粉症体質改善の減感作療法は、薬を飲むことが必要なくなってしまいます。
これだけを聞くと素晴らしい治療法なのですが、実はデメリットもあります。

花粉症の原因となる花粉のタンパク質と無関係タンパク質も注射されるために、一度に大量に注射するとアレルギー性のショック(拒絶反応)を起こす可能性があるために、少しずつ増量しながら治療を行います。
そのために1〜数年の長期間にわたる通院治療が必要となります。

少量ずつ花粉の成分(抗原=アレルギーの原因となっているもの=免疫システムが非自己である敵とみなして攻撃して排除しようとする対象)を体内に入れて、体を少しずつ慣れさせてアレルギー症状が出ないようにしようとするのがこの減感作療法(免疫療法)の仕組みです。

最近ではこの減感作療法(免疫療法)の研究が進んできており、特に海外では花粉のエキス(抗原エキス)を口に含むことで注射をせずにすむ舌下免疫療法/舌下減感作療法(SLIT:サブリンガル・イムノセラピー)が考案されています。
しかしこの治療法は日本ではほんの一部の病院でしか受けることが出来ず(厚生労働省の認可が下りていないため)、保険適用外なので自費診療となりかなりの費用が掛かります。

この他にもDNAワクチン療法など減感作療法(免疫療法)から発展進化している治療法などの研究も進んでいます。
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